ラベージュビラージュの奥に広がる“発見”と“変化”――家族の散歩道が教えてくれること

私たち家族がよく訪れる「ラベージュビラージュ」の奥には、まるで隠れ家のようにひっそりと広がる素敵な公園があります。
そこは、たくさんの高い木々に囲まれた、まさに“自然の中の遊び場”。小さな子どもたちが木漏れ日の中で元気に遊び、大人たちはベンチや木陰の机で涼をとることができる。そんな、日常の中にちょっとした癒やしを与えてくれる、私たちのお気に入りの場所でした。
その公園のすぐそばには、もう一つの特別な風景が広がっていました。冬になると、そこには数えきれないほどのヤギたちが放牧され、草を食べたり、跳ね回ったりと自由気ままに過ごしていました。きれいに整備されたわけではなく、どこか素朴で、野性のままの美しさを残した草原。子どもたちにとっても、自然とふれあう貴重な場所だったのです。
ところが今日、その場所を久しぶりに訪れて、思わぬ“発見”をしました。
かつてヤギたちが戯れていた草原はすっかり姿を変え、セメントで整備された、人工的な公園へと変貌していたのです。
もちろん、それもひとつの整備のかたち。使いやすく、美しくしようという思いからの変化なのでしょう。でも、正直に言えば、少しだけがっかりしてしまいました。
ほんの少し目を離した間に、こんなにも変わってしまうのか――そんな驚きと寂しさが入り混じった気持ちになりました。
変化はいつだって突然やってきて、私たちが「当たり前」と思っていた風景さえも、何の前触れもなく姿を変えてしまいます。けれど、それに気づくことで、過去の景色がいかにかけがえのないものであったかを、あらためて思い出すことができるのかもしれません。
これからも、あの公園を訪れるたびに、木々のざわめきと、かつてのヤギたちの姿を、心の中でそっと重ねていきたいと思います。


