【トゥールーズ旅日記】リニューアルされたマルシェ・ヴィクトル・ウーゴで、美味しさに圧倒される!

トゥールーズの中心地、ビクトルウーゴ広場にある「Marché Victor Hugo(マルシェ・ヴィクトル・ウーゴ)」は、地元の人々に愛される伝統的な屋内市場。以前からこのマルシェの雰囲気が好きで、何度か足を運んでいましたが、今回訪れてみてびっくり。なんと、館内がきれいにリニューアルされていたのです!

モダンで明るくなった館内

以前の少し古びた、味のある雰囲気ももちろん魅力でしたが、今のマルシェはまるでヨーロッパの最新グルメホールのよう。天井にはおしゃれな照明が取り付けられ、ブースのサインや装飾もモダンにアップデートされています。歩いているだけでわくわくする空間です。

特に印象的だったのが「La grange des Pains」や「Farbos & Fils」などのパン屋さんやチーズ・惣菜店の充実ぶり。店先にずらりと並んだ焼き立てのパンやケーキ、シャルキュトリーの数々は、思わず立ち止まってじっくり眺めてしまうほど。人々の活気と、美味しそうな香りに包まれて、気づけば心もお腹も満たされていました。

目移りするほどの食の宝庫

マルシェの魅力は何といっても、その豊富な食のラインナップ。お肉屋さん、魚屋さん、チーズ専門店、ワインショップ、スパイス店…。まるでグルメの博覧会です。しかもどのお店も、個性とこだわりにあふれていて、見ているだけでも楽しい。

どこもかしこも人でにぎわっていて、地元の人たちが食材を選ぶ様子を眺めるのもまた楽しい時間。パリッと焼き上がったバゲットや、とろけるようなフロマージュ、カラフルなマカロン…。一歩歩くごとに「食べたい」が更新されていくような感覚です。

“市場”を超えた食のエンターテイメント空間

マルシェ・ヴィクトル・ウーゴは、単なる“食材を買う場所”ではなく、まるでトゥールーズの美食文化を丸ごと体感できる場所。買い物だけでなく、その場で食べられる小さなイートインコーナーもあり、買ったばかりのチーズやパテを味見しながら、グラスワインを傾けるなんてことも。

地元の人にとっては日常の一部であり、旅人にとっては小さな非日常を味わえる贅沢な場所。それが、このマルシェの一番の魅力かもしれません。


次回は、マルシェで買ったパンやチーズを持って、ガロンヌ川沿いでピクニックしたお話をお届けする予定です。どうぞお楽しみに!

ボンマダ商会のツイート

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です